ベンチプレスとの出会い
ベンチプレスとの出会いは、中学生の頃でした。野球部だった石﨑さんは、体を鍛えるためにジムに通い始めました。そこには偶然にもベンチプレスの選手が多く通っていて、気づけば自分もその魅力にハマっていったと言います。
「通い始めたのが中学2年の頃で、それからずっとですね。やめたいと思ったことは一度もないです。」と真っすぐな目で話してくれました。
20歳でベンチプレスの世界大会で優勝!?
社会人1年目(19歳)の時に大会に出るための選手登録を行い、それからは、トレーニングをほぼ毎日3時間。「残業の少ない職場だったので両立できました。」とのこと。
日々の努力が実を結び、その年の全国大会で優勝。その後、日本代表として世界大会に挑戦するも、結果は3位でした。しかし、リベンジに燃える翌年、世界大会で約230kgのバーベルを上げて優勝(23歳以下の部)を果たしました。
会社に支えられて
優勝の背景には、日々の努力と会社の支えがあったそうです。「大会は週末開催が多いので、土日祝日が休みの職場環境はありがたいです。それに、世界大会への遠征費に、と会社が寄付を募ってくれて、とても助かりました。会社が応援してくれるから、挑戦できています」。
コロナ禍の影響で開催されなかった世界大会も、今年からは復活。現在も会社の理解と支援のもと、日々トレーニングに励んでいます。